【今日の注目ポイント】中京で牝馬のハンデ重賞・愛知杯1/14(土)は中山・中京・小倉の3場開催。13日正午時点の馬場状態は3場いずれも芝・ダート共に良。天気は3場ともに曇り一時雨の予報となっている。
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■牝馬のハンデ重賞・愛知杯 中京11Rは芝2000mの愛知杯(GIII)。昨年の小倉記念勝ち馬マリアエレーナがトップハンデの56.5kgを背負って出走。鞍上は松山弘平騎手。他には、昨年のローズS勝ち馬アートハウスが55kg、連勝でオープン入りしたルージュエヴァイユが54kg。
■ハンデのスプリント戦・カーバンクルS中山11Rは芝1200mのカーバンクルS(OP)。同舞台のラピスラズリSで3着だったフレッチアが56kgのハンデ斤量で出走するほか、昨年の函館スプリントS2着馬ジュビリーヘッドは56kg、昨年の葵S2着馬コムストックロードは54kgで参戦。
■小倉開催がスタート本日より小倉開催がスタート。2月末まで7週間の日程が組まれている。本日のメインは芝1800mの壇之浦S(3勝)で、3連勝中のブルーロワイヤル、連勝中のストロングウィル、3戦連続連対中のアナゴサン、4戦連続3着のタガノパッションなどが激突する。
■無傷連勝中のトーセンリョウが復帰中山12Rで行われる芝2200mの2勝クラスで、デビューから無傷連勝中のディープインパクト産駒トーセンリョウが9か月半ぶりの休み明けを迎える。鞍上は初コンビのM.デムーロ騎手。
■3歳牝馬による一戦・菜の花賞中山9Rは芝1600mの3歳1勝クラス・菜の花賞。アリスヴェリテはフェアリーSを除外となり、こちらにスライド。アルテミスSの3着があるように実績は上位で、2勝目が期待される。対するは、同舞台の未勝利を勝ち上がったエミュー、中央再転入となるカレイジャスなど。
■中山5Rでムティアラなどがデビュー中山5Rは芝1600mの新馬戦。重賞2勝馬マキシマムドパリを姉に持つモーリス産駒ムティアラ、2005年の中山牝馬S勝ち馬ウイングレットの仔エレガントヒロイン、重賞3勝馬プリモシーンの姪にあたるホウオウヒショウなどがデビュー。
■小倉4・5Rで8頭が障害デビュー小倉4・5Rは障害未勝利。5Rに出走する平地3勝馬ホッコーハナミチなど、2レースで合わせて8頭が障害初出走となる。
■坂井瑠星騎手らが区切りの勝利まであとわずか 坂井瑠星騎手はJRA通算300勝まであと3勝で、本日は中京で9鞍に騎乗。亀田温心騎手はJRA通算100勝まであと1勝で、本日は小倉で4鞍に騎乗する。 中京競馬場2000mコースで行われる牝馬限定のハンデ戦。今年は50kgから56.5kgと上下差6.5kg差で行われる。このコースは坂の途中からスタートして馬場を1周と少々。そのためハイペースにはなりにくく、逃げ、先行馬が有利にレースを運ぶケースが多い。
◎アンドヴァラナウトはローズSの優勝馬で、秋華賞3着。昨年の当レースでは1番人気に支持されたものの11着と沈んだ。デビュー前から素質を高く評価されていた馬で、仮に、昨年の当レースに勝利していればそのままA級馬への道を歩んでいけそうな雰囲気だったが、その後は好走と凡走を繰り返している。ここはリスタートをかけた1戦。血統的には決して早熟タイプではなく、むしろキャリアを積まれることがプラスになりそうな背景を持った1頭だ。
〇サンテローズは重賞初挑戦の6歳馬。ここまで順調に使うことができずに今回が9戦目という馬だが、それでも4勝をあげているように素質は重賞級。ハーツクライ産駒の大型馬で、母は本邦輸入種牡馬アルデバラン直仔の欧州重賞勝ち馬という血統だ。昨秋から、この馬としては順調に使えることができているのはプラスだが、冬場の大型馬というのは少々気になる材料だ。
▲ルージュエヴァイユは一昨年暮れのデビューながら2連勝でコマを進め、フローラS5着で、オークス6着。秋は条件戦を2連勝してオープン入りしている。重賞競走で連対実勢のない4歳馬であるために54kgのハンデとなったが、これは恵まれたともいえる。勝てば、今年は飛躍の年になりそうだ。
△マリアエレーナは昨年の3番人気2着馬。昨年夏の小倉記念では牡馬を相手に5馬身差。この時同斤で3着だったジェラルディーナはその後オールカマー、エリザベス女王杯を連勝し、有馬記念3着。前走の天皇賞・秋も道中で不利を被りながらも大きくは負けていない。ただし420kg台の牝馬だけに56.5kgのハンデは微妙だ。
△アートハウスはローズS、そして忘れな草賞の優勝馬。2番人気に支持されたオークスはスタート時刻が大きく遅れたアクシデントの影響がなかったとはいえず、また秋華賞も上手く脚が溜まらなかった印象だけに、ここは落ち着いてレースに臨めるかどうかがポイントになりそうだ。
連覇を狙う△ルビーカサブランカは、その後は人気に応えられないレースを続けたが前走のチャレンジカップ2着で復活の兆し。夏競馬にも実績のある馬だが、冬は得意なシーズン。条件馬時代とはいえ55kgは経験済み。昨年比3kg増とはいえ大きく割り引く必要はなさそうだ。
きょう1月14日の中京メインは愛知杯。この牝馬限定重賞を「Deep」の予想モードにあるD指数&プロオッズを使って予想してみた。100人を超える競馬記者やトラックマンらの印を集計したプロオッズの1番人気馬は、プロの予想が反映されているのだから信頼度は高いはず。
愛知杯はプロオッズ1番人気(2.5倍)のマリアエレーナが本命にふさわしい存在といえる。
相手は、プロオッズとJRAのオッズを比較し単勝オッズの”お得感”を数値化した「D指数」のレース約6時間前の上位陣。
◎マリアエレーナ(プロオッズ1位、D指数1位)
○アートハウス(D指数2位)
▲ルビーカサブランカ(D指数3位)
△サトノセシル(D指数4位)
△ルージュエヴァイユ(D指数5位)
△サンテローズ(D指数6位)
△アイコンテーラー(D指数7位)
△アブレイズ(D指数8位)
※D指数が同じ場合はプロオッズの人気が高い方を上位とする
馬券検討の参考にどうぞ!
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